あなたらしい時間のつくりかた
エッセイスト中山庸子さんの「あなたらしい時間のつくりかた」を読み終えました
庸子さんは大好きな感動した文章ばかりを書き抜いたノートがあるそうです
雑誌「すてきなあなたに」の「春の陽ざし」の文章です
抜粋させて頂きました
朝のおせんたくも、部屋の掃除もすんで、FMラジオだけが低くつけてあります。
台所にも陽がさしこんで、洗ったお皿や小鉢を光らせています。
レースのカーテンごしにさっと通ったのは鳥のかげ、水をのみに来たのか雀のさえずりがにぎやかです。
私は座って目をつぶりました。
そしてそのときふっと、こんなことに気がついたのです。
もう長い長い時間をついやして生きてきたけれど、まだ私の前にも時間がある。
それも大きな海のように時間がある。
そう思ったとたんに、何か胸のなかがふくらみました。
その時間がつづく限り、私はさまざまなことがまだできるのです。
勉強も出来ます。
手仕事も出来ます。
旅も出来るし、人にやさしくすることも、自分をいたわることも、なんでも出来るのです。
そう思うと急に張りがでてきました。
私もこの文章に勇気づけられました
コロナなんかに負けないぞー😤