60代 気ままに 楽しく あるがままに

心は自由でありたいです

DIE WITH ZERO ゼロで死ぬ

今年前半で一番面白かった本です

読むのが遅い私でも300ページ近くを一気に読みました



節約や投資の本は書店に沢山並んでいますが、幸せになるお金の使い方?興味がありました


いつまで節約だけを続けるのか?

いつまで貯蓄や投資を続けるのか?

死ぬまで仕事をしなければならないのか?


なんとなくお金に対しての考え方がボンヤリしていたのが、この本を読んで輪郭が見えてきました


本の中にイソップ寓話の「アリとキリギリス」が出てきます


この寓話の教訓は、人生には、働くべきときと遊ぶべきときがある、というものだ

もっともな話だが…

では、アリはいつ遊ぶことができるのだろう?

と言うのがこの本のテーマです


ただ生きるだけではなく、十分に生きる

経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにするための方法を教えてくれます


働きながらも、バランスを取りながら、家族や友人仲間と思い出づくりをする


「今しかできないこと」に投資する

私が結婚するときに貯金が無く、夫に「旅行ばっかり行ってるから貯金が無かった」と馬鹿にされましたが、後悔はしていません


死ぬときにはお金は持って行けませんが、想いでは持って行けます


若い時に経験したキラキラした想いではいくらお金を積んでも、歳をとったら経験は出来ません


お金の価値は加齢と共に低下をするそうです

20代の100万円と80代の100万円では価値は違います


気力体力も落ちてからでは好きな所へも行けません


「金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高める


その中でも金よりも時間よりも健康が一番大切だと言います


健康でなかったら、いくらお金や時間があっても人生を楽しむことは出来ません


幼なじみのお父さんは資産家でした

幼なじみは難病を患っています

「父親には悪いけど、早く遺産をもらいたい、私の身体が動かなくなってからお金をもらっても遅い、今を楽しみたい…」と言っていました


テレビドラマ「ダウトン・アビー」の執事、カーソンが言った言葉です

「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」


喜びを先送りにしないで経験をしよう


母も良く言っていました

「3人(母、私、息子)で良く色んな所へ行ったよね、楽しかったね」と…

今はホームで何処へも行けなくなりました


3人で思い出を作れたことがせめてもの親孝行かな

後は迷惑をかけてばっかりでしたが…

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