感じたこと…
私が住んでる地方新聞のページに読者の声というのがあります
一部を抜粋させていただきました
ある看護師さんの投稿です
受診をためらわせない社会に…
「お金がたまってから来ようと思っていたの」がんと自覚しつつ、末期状態になってやっと病院を訪れた60代後半の女性の言葉だ
10年前のことである
がん治療はお金がかかるイメージがあり「娘二人に心配をかけたくない」と、わずかな年金をこつこつためて、意を決して来院されたのだという
一人暮らしの彼女がどんな思い悩んだか、考えただけで胸が張り裂けそうになった
がんは手術ができないほど進行しており、抗がん剤は「高額だから」と拒否され、痛み止の内服だけで生活されていた
自力通院できなくなったころ娘さんたちに打ち明けたらしく、娘さんが薬をもらいに来ていた
その後、自宅で息を引き取られたという
私もこの投稿を読んで胸が苦しくなった
本人の気持ちも、打ち明けられた娘さんたちの気持ちも…
何とか福祉に繋げられなかったのだろうか?
私が通っている病院では無料診療もやっている
10年前はどうだったのだろうか?
この方が毎日どういう気持ちで過ごしていたのだろうか
人に迷惑をかけたくない…一心だったのだろう
特に娘さんたちには…
胸が張り裂けそうになった
悲しい投稿だった
当たり前に病院へ通えない人がいるのだ
今も…
何とか繋がれれば、助かる命もあるのに…