久しぶりに一番のお気に入りのカフェへ行ってきました

いつものマスターがいない

コーヒーを持ってきてくれた人に聞いてみた

マスターは？

４月で引退しました…と

もう、逢えないんだ

コーヒーも美味しくて、静かに流れているジャズが良かった

ひとりで本を読みたくなったら来ていました

お店の口コミを覗いてみたら、コーヒーが美味しい、雰囲気が良い、マスターの人柄が暖かいと書かれていました

ほんとにそうでした

何時だったかな？

お店には数人しかいなかった

バレンタインデーの時期だった

カウンターに座った若い女の子

「チョコレートが買えなかった、ごめんなさい」と言っていました

マスターは「なんも、いいんだよ～」

チョコレートを買うお金が無くても、マスターに会いに来たかったんだろう

分かる気持ちがする

コーヒーをオーダーした時も「は～い～」と穏やかな感じ

流れている音楽の選曲も好きでした

何かお勧めのCDありますか？と聞いたら、マスターが出してきてくれたCD

タイアナ・クラール

私の好みにぴったりだった

ハスキーな歌声に癒される

もっと早く会いに行けば良かった

あなたのカフェが私のマイベストだよ…と感謝の気持ちを伝えれば良かった

私の目の前から突然いなくなる前に

後悔がまたひとつ

時計台の２時の鐘がなってきました